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GOPAN(ゴパン)の人気はどこにある? [キッチン家電]

今、気になる家電といえば、ごぱんです。
「ご飯」でも「ぱん」でもありません。

三洋電機のライスブレッドクッカー「GOPAN(ゴパン)」のことです。


GOPANは、自宅でお米からパンを焼くことができるホームベーカリーです。発売は10月の予定だったにもかかわらず、7月の発表依頼注文が殺到。当初予定していた「月産5000台」を上回る「10000台」もの注文をいきなり獲得。おかげで発売予定が延びたというオマケガつきました。


お米からパンができるというGOPAN。

どういう仕組みで、作られるのでしょうか。
また、どうやって開発されたのでしょうか。

GOPANにまつわる情報を調べてみました。


GOPANは、長年に渡り、米に関するノウハウを持つ同社の拠点「鳥取製造」と、モーター技術を持つ「加西製造」との組み合わせによって実現されたものです

この開発に大きく貢献したのが、前三洋電機コンシューマエレクトロニクスの下澤理如氏です。下澤氏は、「飯炊きおじさん」として有名な人物。定評が高い同社の炊飯器事業を支えてきた人です。その下澤氏が、最後に挑んだのがGOPANということになりました。なぜなら、2010年10月20日に、嘱託から退いたからです。GOPAN発売直前でした。

( この記事は、インタビューを抜粋したものです。)



■ GOPANの開発計画は、一旦は頓挫。

 三洋では、GOPAN発売以前から米粉パンに強い興味を抱いていました。事実、米粉を用いて米粉パンを作れるホームベーカリーをドコよりも早く発売したのも三洋電機でした。世界初の米粉パンを作れるベーカリー「SPM-MP3」を開発後に、三洋電機が挑戦したのが「家庭の米からパンを作る」というベーカリーの開発です。


 ところで、米粉でパンを作るにはどうするのでしょうか
 
 一般には、斡旋した米粉ミックス粉を使用します。しかしこの米粉は小麦粉に比べ高価。しかも、グルテンを含んでいるため、グルテンアレルギーを持つ人は食べられません。街のパン屋さんで販売されている米粉のパンも高価でですよね。「家で食べるの米からパンを作る」というのは、思ったよりも難しいことなのです。これまでにないホームベーカリーの開発。難航が予想されました。

 開発チームはいきなり大きな壁に当たります。
 その壁を越えきれずに、開発計画を一度頓挫させてます。


■ 3つの壁とは

 開発チームが最初に取り組んだのは、粉砕装置の開発です。お米の粒を粉にしないパンにはなりません。まずは「米粉」を作るために、さまざまな手法を研究しました。

 米を粉にする考えられるのは、ミルを使って砕く・臼で挽く・ローラーでつぶすなどですね。このような方法を試してはもたのですが、ここで3つの大きな問題が発生したのです。

 問題1.
 堅い米を削るために利用した砥石が削れてしまい、米粉のなかに砥石の破片粉が混入。焼いたパンがザラザラしてしまうということだ。砥石の粉も一緒に焼いてしまうというパンになった。

 問題2.
 細かい粉にすると、米の中にあるでんぷんがα(アルファ)化して、のり状になってしまうことが分った。のり状になったでんぷんはたくさんの水を吸収する。こねる段階で水を吸収しすぎため、焼き上がったパンはまったく膨らまないものになる。

 問題3.
 パンには220gの米粉が必要なため、時間は約2時間かかる。さらに、最初はミルを別の装置として設計していたため、そこからベーカリーに移す過程で粉が10%程度ロスする。このロス分の計算も含まなくてはならない。



 「時間がある時に作るという程度ならばいいが、毎朝食べるという環境を考えると、とても実用化はできなかった」と下澤氏は振り返ります。

 一般的に、米を粉砕するには、「気流粉砕」という手法が用いられています。空気の気流を使い、米を空中に飛ばして壁にぶつけて潰すという仕組み。簡単に聞こえますが1億円規模の費用設備投資が必要です。家庭用ベーカリーを1億円で購入する人はいないでしょう。この仕組みを応用することは不可能ということです。

 こういったことから、次第に開発計画は頓挫しはじめました。その後、2年ほどはほとんど放置状態だったそうです。


■ 自宅で研究を継続、突然ひらめく

 下澤氏は「Kラボ」と呼ぶ施設を自宅に持っています。「K」はキッチンの頭文字。自らが開発した炊飯器で調理を行ない、おいしい料理のレシピを作る研究拠点としています。

 三洋電機を定年退職後、嘱託として、引き続き同社の製品開発に携わってますが、「以前に比べると時間ができたので」という理由から、Kラボでの作業を強化していきました。

 デジタルカメラやストロボなどの撮影機材に、自ら100万円以上を投資。完成した料理を自身で撮影して、レシピブックに掲載するといった作業を行なっていました。数多くのメニューが開発され、中でも炊飯器の炊き込みご飯のレシピづくりには定評があります。パンにつけて食べる具材の数々も、Kラボでの研究成果ともいえます。

 「SPM-KP1」では、パンづくりのレシピブックづくりに下澤氏が参加してます。「水の代わりにワインを入れてみたり、にんにくチップを入れてパンを焼いてみたり。失敗と成功の繰り返しが楽しかった」と、パンを焼くことにも魅了されていたようです。

 その工程の中で、米粉でのパンづくりにも挑戦しました。米粉を買ってくるのではなく、米からのパンづくりも諦めませんまでした。フードプロセッサを使って砕いたり、家のなかにある機器を駆使しながら砕く作業をするといった試行錯誤を日々繰り返していたのです。

 そんなパンづくりに明け暮れていたとき。午前5時に布団のなかで、下澤氏は、突然、あることをひらめいた。

 「米を直接粉砕するのではなく、水に浸けた状態で砕いて見るのはどうだろうか」

 米の特性を知り尽くした飯炊きおじさんならではの発想でした。アイデアをベーカリー担当者に伝え、自らも再度実験を開始。一度頓挫したプロジェクトだけに、立ち上がりは遅かったものの、米を粉にするのではなく、ペースト状にするという発想につながり、より現実的なものになっていきます。大胆な発想転換でした。

 「家でパンを焼くのに、米粉にする必要はない。ペーストの状態からパンを作れればいい」


 2008年5月29日。
 
 米を水とを撹拌させながらペースト状にする「米ペースト製法」による最初のパンをKラボで試作。初めて造ったものは、膨らみがまったくなく堅いパンとなってしまいまいした。

 出だしは悪かったけれど、この仕組みに自信を持っていた下澤氏は、水とのバランスやペーストの状態、こね方や発酵の状態などを研究し、最適な状況を目指します。

 「3カ月間に渡って、1日3個ずつパンを作った」結果、
 「ご飯は62%の水分量が最適だが、パンは45%が最適。」と分りました。

 8月にはこの基本的なバランスを掌握したのですが、パンづくりは冬場になると微妙な影響を受けます。今度はそこから、冬にはどういったバランスが最適かといった研究も始まりました。

 さらには、白米からのパンづくりだけでなく、玄米や紫米、新米や古米といったように米の種類を変えたり、挙げ句の果てには残りご飯でパンはできないかといったことにも挑戦。下澤氏ならではの柔軟な発想がここにもあらわれます。


 こうして、下澤氏は「米ペースト製法」によるパンづくりに関して、多くの成果を蓄積していきました。下澤氏のKラボによる独自の研究成果を踏まえ、三洋電機の正式なプロジェクトとして、米ペースト製法によるパン焼き機の開発がスタートしたのです。


■ 加西製造とのコラボレーションを進める

 米をペーストにするという手法を持ち込んだことで、設計そのものが大きく変更された。

 もともとは粉砕装置とパン焼き機能は別々の筐体として考えていたのですが、これを1つの筐体に収めることになりました。ペースト化と生地をこねる作業、そしてパンを焼くことまでを、全自動でこなす設計開発に取り組みます。

 「米をペースト化する作業」と「生地をこねる作業」は、使用される羽根が違うし、求められる回転数も違います。羽根を交換すれば解決しますが、ペースト状の米粉を入れたままでの交換は避けたい。つまり、大きな改良を加えて、全自動化することが必要となったのです。

 加西製造では、改良に改良を加えて、正逆回転機構という仕組みを考案しました。ミルとして米をペースト状にする際には、約6,300回転/分という高回転で反時計まわりに動きます。一方、生地をこねる際には約400回転/分という低速で、逆の時計まわりに回転。こうやって全自動化を実現したのです。
 
 これに関連した特許数がすごい。
 
 国内特許55件、海外特許12件を取得。このことからも、この技術に三洋電機の多くの知恵とノウハウが注ぎ込まれていることがわかりますね。


 鳥取製造でも、何度も設計を進化させていきます。「2009年夏頃の試作品は、とても家電とはいえない筐体のもの。まるでパン工場に置くような製品だった」(下澤氏)といいます。しかし、加西製造の技術の完成によって、小型化を図っていくのです。

 GOPANは、鳥取製造と加西製造がコラボレーションしたことで初めて生まれた製品なんです。





自宅の米から作っているということは、中になにが入っているのかがわかります。
自分で入れた食材ですからね。

食の安全が心配されていますが、家庭での食事は気楽に食べたいものです。
食べる安心を買うため、GOPANが買われているようです。


クリック>GOPAN

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